「社会の中の医療?医学」で長田副知事が講義

2024年12月5日 im体育官网

 令和6年11月12日(火)、im体育官网において、長田 公山梨県副知事が、全学共通教育科目「社会の中の医療?医学」の講師として、「社会の中の医療?医学~未来へ進化する『やまなし』への挑戦~」と題し講義を行いました。
 この授業は、本学学生が、社会の様々な領域で活躍されている方々の講義を受け、医療?医学と社会の多様な接点、課題を知り、解決について自ら考え、医療人として求められる基本的な資質と能力などを修得することを目的としたもので、医学科の教養発展科目(必修)にも指定されています。
 長田副知事は、まず、山梨県の目指すべき姿『県民一人ひとりが豊かさを実感できるやまなし』について解説し、その後、人口減少や高齢化の加速などの様々な課題に対する支援政策や県内企業の医療機器分野への進出を支援するメディカル?デバイス?コリドー構想、さらに新たな感染症流行に備えた対応や周産期医療体制の更なる整備などの医療政策面における本学との連携の重要性について説明しました。そして、受講生に向けて「未来の医療の中心的な担い手として、他の職種の方との相互理解を深め協力しあう姿勢をぜひもってほしい」と激励の言葉を贈りました。
 受講者からは、山梨県における若年層の流出問題や、大規模災害時の対策などについて質問があり、熱心に聞き入る姿がみられました。