Google Japan主催「Fitbit Wellness Day 2024」に大岡 忠生医学域講師が招待講演者として登壇

　令和6年11月22日（金）、東京都内で開催されたイベント「Fitbit Wellness Day 2024」（Google Japan主催）に、大岡 忠生医学域講師が登壇し、大学での研究成果や大学発ベンチャー「株式会社Taomics」での取り組みを発表しました。
　このイベントは、医療?ヘルスケアの領域においてデジタルデバイスを用いた先進的な取り組みを行う企業や研究者が、最新の取り組みや研究成果を紹介するものです。イベントでは、国内外の企業や研究者、Google本社役員等が集まり、多岐にわたるテーマで講演やディスカッションが行われました。
　大岡講師は、「AI、ウェアラブル、オミックスを活用した先制医療の推進」と題して、ウェアラブルデバイスから収集される運動、睡眠、心拍数などのデータに加え、オミックス情報（遺伝子、代謝物、たんぱく質などの総合的データ）を統合したAI解析をすることで、個々人の健康状態をクラウド上に再現する「デジタルツイン」を構築する取り組みについて説明しました。また、現在山梨大学で進められている山梨マルチオミクスコホート研究の成果も併せて紹介しました。
　大岡講師は、「医療とデジタル、AIを融合させることで最適化された病気の予防法を確立し、社会実装を通して理想的な医療の形である先制医療を実現していきたい」とコメントしています。