高等学校「情報」免許法認定講習を開講

　本学では、令和５年10月に「やまなし情報教育推進室」を教育学部附属教育実践総合センターに設置し、山梨県教育委員会と連携して山梨県における情報教育を推進しています。取り組み例として、令和5?6年度文部科学省「『新たな教師の学び』に対応したオンライン研修コンテンツ開発事業」を受託し、やまなしメソッド（校種間を接続させた情報教育の指導法）の視点から、オンライン研修動画を制作しています。
　「やまなし情報教育推進室」では、令和６年８月４日（日）、高等学校教諭免許状を持つ現職教員、本学大学院生、ペーパーティチャー等を対象に、高等学校一種免許状（情報）を取得する機会として、情報の免許法認定講習を山梨県教育委員会との共催により開講しました。受講料は本学が全額補助します。
　本講習は、高等学校での「情報 I」の必修化、大学入学共通テストにおける「情報」の導入等を背景として、教員としての資質向上と新学習指導要領に対応した情報免許取得教員を増やすことを目的に実施するもので、山梨県内では初、全国的にも数少ない試みとなっています。
　初日は「プログラミング基礎と演習Ⅰ」の講習があり、今年度は県内外の現職教員や大学院生など39名が受講しました。今年度は同科目を含む４科目の開講を予定しており、３年間で12科目を履修することにより、免許の取得が可能となります。