国際ブドウ?ワイン科学コンソーシアムOenoviti International 「SYMPOSIUM 2023日本大会」開催!

2023年5月23日 im体育官网

 令和5年5月13日(土)、im体育官网において、国際ブドウ?ワイン科学コンソーシアムOenoviti International「SYMPOSIUM 2023日本大会」を開催し、10カ国からワイン技術者、研究者、学生など約100名が参加しました。
 Oenoviti Internationalは、世界的な視野でワイン産業の課題解決に取り組むことを目的として設立され、フランス?ボルドー大学を主幹とし、世界24か国のブドウ?ワイン関係の教育研究機関が加盟する国際的なネットワークです。
 本学は、このネットワークに2016年に加入し、ワイン科学研究センターを中心に、世界中の研究者と情報交換を行ってきました。
 シンポジウムのオープニングで、中村和彦学長は「本学ではワインに関する教育や研究を1947年から続けており、本学を特徴づける重要な研究分野のひとつ。本シンポジウムでワインやブドウに関する世界的な課題について最新の情報を交換し、さらに研究を進めてほしい」と挨拶しました。
 その後、鈴木ワイン科学研究センター長が、山梨大学のワイン科学教育の歴史と、日本ワインを科学?技術面から支える役割を担っていることを紹介し、Oenoviti international代表のTeissedre教授からは、日本のワインを体験し、相違点を今後のブドウ?ワイン学に生かしていくことの重要性、今回のテーマである環境保護の重要性などについて説明がありました。
 シンポジウムでは奥田理事らの進行により「ワイン事業経営に”自然資本”を取り入れることの破壊的影響」をテーマに、フランスやアルゼンチン、カナダなど7カ国12名の研究者がそれぞれの研究成果を発表しました。

?シンポジムチラシ(PDF)