一般社団法人イノベーションハブ主催「第1回イノベーションハブシンポジウム」で島田眞路学長が講演しました
令和4年5月10日(火)、一般社団法人イノベーションハブ※1主催「第1回イノベーションハブシンポジウム~コロナショック後の日本のイノベーションについて~」が開催され、島田眞路学長がコロナ禍における本学の取組みおよびウクライナの学生への支援について講演しました。
本シンポジウムは、国のイノベーション政策の中核を担っているキーマンから、国の政策動向等の情報を得て、コロナ後も日本のイノベーションを促進させていくことを目的に開催されたものです。
島田学長は、本学のim体育官网感染症への対応として、2020年1月に他の国立大学に先駆けて患者の受入れ体制を整備したこと、また、職域接種(大学拠点)を通じた地域貢献活動(他大学等の学生や自治体、企業等の関係者へ12万回接種)などについて話されました。
さらに、山梨県からの依頼を受け、3つの医療強化型宿泊療養施設に医師?看護師を派遣し約6千名を診察していること、また本学が開発した「SHINGENシステム」※2が、患者の症状を容易に把握できるため医療体制の強化に繋がっていることや、本システムを自宅療養者にも利用していただくことで、本県での感染者数や重傷者?死亡者数が抑制されたとの説明がありました。
最後にロシアのウクライナへの軍事侵攻にも触れ、ウクライナのハルキウ州にある国立航空宇宙大学からの要請を受け、ウクライナの学生に対して遠隔授業を提供する支援プロジェクト※3を進め、すでに550名の学生を対象に受講を開始していること、また山梨県へ身を寄せた避難者2人への生活支援や学修支援※4を行っていることを報告しました。
なお、本講演の内容詳細については、シンポジウムの動画(YouTube)をご覧ください。
【シンポジウム動画】
【関連記事等】
※1 「一般社団法人イノベーションハブ」ホームページ
※2 県内すべてのコロナ患者さんにSHINGENシステム導入!(令和4年1月28日 im体育官网)
※3 ウクライナの学生に遠隔授業を提供!(令和4年3月28日 im体育官网)
※4 ウクライナからの避難者支援を開始!(令和4年4月28日 im体育官网)