（一社）大学アライアンスやまなしが全国初となる大学等連携推進法人の認定を受けました

　令和3年3月30日（火）、本学と山梨県立大学が共同で設立した「一般社団法人 大学アライアンスやまなし（※1）」が全国初となる「大学等連携推進法人（※2）」の認定を受けたことから、im体育官网において看板上掲式及び記者発表を行いました。
　本学は、令和元年度より同大との連携を強化しており、これまでも合同集中講義の開催、FD?SDの共同実施、事務職員の人事交流や共同調達など、教育分野に限らず幅広い分野において連携事業を展開してきました。
　この度の認定により、令和3年4月より教学上の特例措置を活用して、教養教育分野において「連携開設科目」を開設することが可能になります。具体的には、本学の学生が同大の「社会と政治」、「社会と法」や「人間と文化」、「人間と芸術－文学」といった社会科学?人文科学分野の科目等を履修することができるようになり、学士課程では30単位を上限に卒業単位に含めることができます。
　記者発表では、法人の代表を務める島田眞路学長が「今回の認定はゴールではなく、大学間連携を基軸とすることで大学を取巻く厳しい環境に対峙していくスタートであり、連携の枠組みを活用することで、学生ファーストをコンセプトにした新たな教育の展開やサービスの充実に向けた取り組みをさらに進めていく」と決意を述べました。
　本学では、今後も同大との連携を強化し、多様な事業を実施する予定です。

※法人の詳細につきましては、以下のWebサイトをご覧ください。
一般社団法人大学アライアンスやまなし

※1　大学アライアンスやまなしは、令和元年5 月に山梨大学、山梨県立大学及び山梨県の3 者間で締結した連携協力協定に基づき、同年12 月に、山梨大学と山梨県立大学が設立時社員となり設立された一般社団法人です。
※2　“大学等連携推進法人”とは、大学間の連携を推進し、質の高い高等教育を実現するため、一定の基準に適合した一般社団法人に対して、文部科学大臣が認定するものです。認定により、大学等連携推進法人に参加する大学間での連携開設科目の開設や、共同教育課程を設ける場合の各大学の最低修得単位数の引き下げなどの教学上の特例が認められます。