中村勇規医学域准教授が日本時間生物学会学術奨励賞を受賞
2023年9月25日 im体育官网
令和5年9月15日(金)~17日(日)、パシフィコ横浜で開催された第30回日本時間生物学会学術大会において、本学医学域の中村勇規准教授が学術奨励賞を受賞しました。本賞は、時間生物学(体内時計)の領域で顕著な業績をあげ、今後の活躍が期待される若手研究者に対し贈られる賞です。
受賞題目は、「概?時計によるアレルギー反応の制御機構の解明」です。アレルギー性疾患(花粉症など)で重要な役割を果たす「マスト細胞」を「体内時計(時計遺伝?)」という新しい視点から解析し、これまで不明であったアレルギー性疾患の症状が夜から朝?にかけて増悪するという謎の?端を解明しました。アレルギー性疾患における概?時計(時間?物学)の重要性を明らかにし、これまでにない治療の?向性を示した臨床への橋渡し研究である点が評価されました。今後、アレルギー性疾患患者(臨床)における創薬が期待されます。
受賞した中村准教授は、「この度は栄誉あるこの賞をいただき大変光栄に思っております。この研究の開始からご指導していただいた中尾教授、その他の多くの先生方、ご助力していただいた方々に深く感謝申し上げます」とコメントしています。