令和4年度「水素?燃料電池産業技術人材養成講座」成果報告会?閉講式を挙行

2023年2月20日 im体育官网

 令和4年2月14日(火)、im体育官网において、令和4年度「水素?燃料電池産業技術人材養成講座」成果報告会及び閉講式を挙行しました。
 本学と山梨県は、水素?燃料電池関連産業分野における県内企業の参入を促進するため、本学が持つノウハウを活用して水素?燃料電池関連製品の設計開発技術者を養成する講座(やまなし地域活性化雇用創造プロジェクト)を開講しており、今年度は19名が修了しました(内10名皆勤賞)。
 成果報告会では、修了生が4グループに分かれ、各グループが新たに考案した「燃料電池を活用したシステム」についてプレゼンテーションを行いました。
 水素社会が実現した山梨の未来がイメージできるジオラマ、水素教育をより広く展開するための簡単?安価な燃料電池単セルキット、音響をカーボンフリー化するポータブル水素スピーカー、こども向け燃料電池電動乗用ラジコンカーのプランが説明され、アイデアの斬新さや実現の可能性について、審査員による講評が行われました。
 閉講式では、熊田伸弘 理事が「修了生が「やまなし水素?燃料電池バレーの実現」の一端を担い、世界規模で進められる水素社会の実現に貢献することを期待する」と、有泉清貴 山梨県産業労働部次長が「本講座で得た知識?技能を活かして、新たな技術開発に積極的に取り組み、本県の水素?燃料電池関連産業を牽引してほしい」とそれぞれ挨拶し、修了生の今後の活躍に期待を寄せました。その後、飯山明裕 燃料電池ナノ材料研究センター長から修了生及び皆勤賞受賞者の代表者に修了証書?認定証や賞状が授与され、受講生の代表がこれまでの感謝と今後の決意を述べました。
 なお、令和5年度の同講座は、4月12日(水)に開講する予定です。