県町村会との連携によるシンポジウム「アグリツーリズムの実践から ~鳴沢村への提案~」を開催

2017年12月6日 im体育官网

 平成29年11月18日(土)、なるさわ富士山博物館 フジエポックホール(山梨県南都留郡鳴沢村)において、本学?山梨県町村会主催のリレーシンポジウム「アグリツーリズムの実践から~鳴沢村への提案~」を開催し、同村始め県内自治体議員?職員、農業?観光関係者など111名が参加しました。

 これは、本学と県町村会が連携して、地域の農業、食、環境、経済の問題解決と若者の定着促進により持続的に繁栄する地域社会の構築を目的に行っているものです。

 第1回目となる今回は、早川正幸 本学理事?副学長及び小林 優 県町村会会長?鳴沢村長による主催者挨拶の後、菊地淑人 生命環境学部准教授が「アグリツーリズムの展開と地域ブランドの発信:鳴沢村の魅力を地域づくりに活かす」と題し、国内外の観光を取り巻く状況等を基に、同村の観光資源と活用や地域活性化について講演しました。

 次に、本学「地域課題解決人材育成プログラム」における地域課題解決科目「アグリツーリズムの実践」を履修し、同村をフィールドに活動している14名の学生が、「観光まちづくりに資する着地型観光に向けた事業?取り組み等の提案」「地域特産の農産物の活用と6次産業化」をテーマに、地域資源を活かしたツーリズムを提案しました。

 その後、参加者?学生らの間で活発な意見交換が交わされるなど、有意義なシンポジウムとなりました。

 なお、本シンポジウムは、来年以降、別の町村でも開催を予定しています。