本学附属幼稚園の年長児が片岡良太生命環境学域准教授の指導のもと、食品残渣を活用したキノコ栽培に挑戦しました

2024年7月22日 im体育官网

 令和6年7月18日(木)、本学附属幼稚園の年長児が本学大学院総合研究部生命環境学域の片岡良太准教授の指導のもと、各家庭から持ち寄った食品残渣を利用したキノコの菌床作りに挑戦しました。
 はじめに、片岡准教授が園児に対し食品ロスやゴミを減らすためにできることや、園児が各家庭から持ち寄った食品残渣がどのくらいあったのかについて説明しました。
 その後、園児親子は、事前に乾燥処理をした食品残渣にコーヒーや麦茶のカス、もみ殻などを混ぜ、菌床作りに取り組みました。開始前には「生ゴミ?臭いかも?」と話していた園児もいましたが、乾燥処理されたものの臭いを嗅いでみると「臭くない!!」「こんぶのにおいがする!」と、家から持ってきた食品残渣が変身したことに驚いた様子でした。
 また、園児たちは、菌床を作る過程の材料を混ぜる作業では、「重くなってきた!」「色が混ざった!」などと、五感をたっぷりと働かせながら、活動を楽しんでいました。
 作成した菌床は、今後片岡准教授の研究室で培養し、9月に、園児たちは大学の研究室で収穫作業を行う予定です。今回の取り組みは園児にとって「食品ロス」解消に向けた「リサイクル」を実際に体験しながら学べる貴重な機会となりました。